第二便 石垣島編 「川平湾へ行く！石垣島リゾート線」

その４　絶景スポット、観音崎へ！

舟蔵の里を過ぎると、一気に人気がなくなっていきます。

フサキリゾートビレッジの停留所の少し手前あたり、ここも石垣の旅には重要なスポット。
だと私は思ってるんだけど、観音埼という夕日の絶景スポットがあるのです。
琉球観音埼という小さな灯台と、小さな東屋があり、その向こうには竹富島がぽっくり浮かんだ海の風景！　
昼間ももちろん、東屋でビールをクイッといきたくなる絶景だし、夕景も海が真っ赤に染まって大迫力！　

しかし、本当にいいのは夕日の前の黄昏時間。
東屋には、な～んもすることなさそうな（ごめんなさいっ）島のおじぃ達が、泡盛のんでゆんたく（沖縄の言葉でおしゃべりのことです）してたりする。
目の前の海も、思い切り輝いていた昼の真っ青な顔と、夕日の情熱的な顔を見せる間の、休憩時間のようなちょっと気だるい色合いで。
それがまた、バスの黄昏具合とも似ていて、な～んかいいんだよね～。

大人の余裕的な？　東南アジアの風景をも思わせる荒削りっぷりに、さらにビールが進む。そうそう、ココも女バス旅のポイントね。
気に入った場所があれば、バス停を降りてビールをクイッとひっかけられる。飲酒運転なんて気にしなくていいけど、まさか泥酔でバスに乗るなんて、そんな醜態をバス中でさらすのは女バス的にはご法度なので、タシナム程度、でまた迎えに来てくれた（お父さんみたいね、カッコえ~）バスに乗り込む。ね、なんて余裕のある楽しみ方でしょうか！　

妙齢の女一人酒場で冷酒あおる…。みたいなヤサグレた飲み方しなくとも、バスのおかげでこんなに健全に旅酒が楽しめる。
いや～、バスって本当にいいですね。
LOVE！

その５へ続く