第二便 石垣島編 「川平湾へ行く!石垣島リゾート線」
その2 石垣島バスターミナルで、女バスの階段を登る!
石垣島のバスターミナルは、旧離島ターミナルの近く。石垣島唯一の歓楽街、美崎町の中にある。だいぶんとオシャレな店の増えた石垣島だけど、ここだけは昔のまま。
まったりゆる~い空気が漂う。歓楽街の中にあるからだと思うんだけど、朝イチのコレ以上にない爽やかな時間の中でも、なんだろな~。
気だる~い「枯れ感」があるのが、女バス的には魅力むんむん。二日酔いのおっさんみたいな雰囲気が充満してます。
実際、周りで帰りそびれた酔っぱらいに出くわす、なんてこともアリアリなのですが…。
でも私は、このバスターミナルが大好き。離島ファンならわかる、この空気感に惚れてまうんですな~。
さてさて、石垣島のバスは東交通さんというところが運営していていくつか路線があり、レンタカーがなくても、ほとんどの場所にバスで移動することが可能。
とはいえ、今回は旦那が起きるまでの早朝シンデレラ状態なので、40分ほどで景勝地川平湾までいくことができるという、川平リゾート線に乗り込むことに決定!
切符を購入し、ターミナルの写真やターミナルに佇む石垣島のバスを撮りまくる私。石垣のバスは、東京からもらったという噂(未確認)の旧式のバスと、団体旅行用のような観光バスが入り混じってる。あ~、旧式のほうのバスに乗りたいな~。などと、バスをさすっていると、すんごい視線を感じる。
そう、朝早くから起きて石垣島を楽しもうとしている観光客のみなさんが、私を気色の悪い女を見る目でみているではないか~!!
怪しいものではございません…、にやにやしてるけど。まぁ、普通に考えたらちょっと気持ち悪いのかな?
なんか、電車の駅で一生懸命電車撮影している人たちって、いつもこんな気分なのかしら? 私も少なからずそんな視線を投げかけていたのかも…。
そうだ、ここは彼らを見習って強い心でひるまないぞ!
なんて、開き直ると一切気にならなくなるもの。またひとつ、女バスの階段を登った気がする。
その3へ続く