女バス 第一便 日本最南端のバス停を目指して
その3 ジャングルが迫る海沿いを行く!
西表島のなかでも陸の孤島と言われる船浮き集落への船が出る白浜から、日本最南端のバス停豊原まで22のバス停を約1時間半で走り抜ける西表のバス。
これは島の東側一帯と西北部の一部までを1本だけ走っている道路を端から端まで通るというルート。
東洋のアマゾンとも称される西表島は、人が暮らせる場所が本当にこの海辺の道路に沿った周辺ぐらいで、あとは全てジャングル。人類未開の地もあるというからすごい。バスの車窓の片側には、かなりの迫力を醸し出す深い緑の山々が、これでもかこれでもかというぐらいに折り重なっていて、感動モノ。おもわずシャッターを切りまくってしまうが、もう片側は離島ならではの真っ直ぐな水平線が彼方に広がる沖縄の海が広がり、沖縄広しといえども、これ以上に迫力アル自然風景はないんじゃないかなぁ、と溜息。
ここが日本だということが不思議に思えるぐらいに深く逞しく、現実離れしたこの風景を眺めるだけでも、このバスに乗る意味はあると思いますよー。まぁ、この旅の当日は船が遭難しかけ? ぐらいの雨と黄砂で、ちょっと写真ではわかりづらいかなぁ。
その4へ続く